「もしもの時」は死だけではありません。
体が不自由になり思うように動けなくなったり、認知症になって判断能力がなくなったり…
そんな事も含めて人生の卒業に向けて希望を伝えるのがラストプランです。
さまざまな選択を強いられる
医療の場面で、介護の場面で、
そして葬儀の場面で
家族や関係者は
とても短い時間に
たくさんの選択を強いられます。
あなたは一体どうしたかったのか。
親族で意見が合わないこともあるでしょう。
そんな時の一助になるのが
ラストプランノートです。
ラストプランは簡潔に
あなたの想いや希望はあるでしょうが、あまり無理な希望はご家族の負担になってしまいます。
私も自身の家族を何人も見送った経験から、「もっとこうしてあげればよかった…」など
さまざまな思いが残り、それは長年経っても消えません。
ラストプランとして負担にならない程度の願いを記しておくと
ご家族の気持ちが緩らぐのではないでしょうか。
●介護、医療
自分で意思表示をしたり判断できなくなったりする時がくるかもしれません。
そんなときのために、告知の希望や延命治療、遺言書の有無など
簡単でいいので書き留めておきましょう。
●葬儀について
急に「その時」がやってきたら、何の準備もないまま「事」が進んでいくのが葬儀です。
ご家族があたふたしないように
葬儀の生前準備の有無、宗教、法名、遺影、音楽、花
棺にいれてほしいもの、参列者に伝えるメッセージなどの希望を知らせておくといいですよ。
●お墓について
準備ができていないことが多いのがお墓です。
最近は樹木葬やロッカー式などさまざまな納骨の形式がありますが
何も準備をしていなくても、納骨やその後の法要の希望などを記しておくと家族は助かります。
またこれを機会にお墓のことを考えてみられるのもいいですね。
●身じまいリスト
処分してほしいもの、処分方法の希望を記しておきましょう。
パソコンやスマホなどのデジタル遺品についても重要です。
またSNSはそのままにしておくと、いつまでも残ってしまうので
対応方法の希望があれば、書いておくことをお勧めします。
●その他
死後に望むこと
ペットについて
メッセージなど
これらのコンテンツの中から、まず自分が一番気になっていることから気軽に書き始めてみてください。
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